夏休みの宿題 homework for the summer vacation 2005 8 11
夏休みの宿題は、竜頭蛇尾に終わることが多い。
着手はよかったが、だんだんと、尻つぼみになってしまう。
だから、親は、子供が宿題に着手するのを見て、それで安心してはいけない。
宿題の着手はもちろんのこと、途中経過、仕上げ、完成まで、しっかり監督する必要がある。
ところで、道路公団改革も、年金改革も、
どうも、そうした夏休みの宿題を連想してしまう。
ともに、発想と着手まではよかったが、後は、どうなったのか。
どこの政党も、スローガンのように、「改革」と叫ぶ。
その発想と着手までは、よい。
しかし、竜頭蛇尾に終わる懸念がある。
これは、宿題だけでなく、仕事でも同じでしょう。
発想、着手、途中経過、仕上げ、完成まで、しっかり管理しないと、意味がない。
しかし、そんな基本的なことができていないでしょう。
教訓 didactic discourse 2004 4 24
ヒトラーは、彼の著書「我が闘争」で、このように書いています。
「民衆の圧倒的多数は、
冷静な熟慮より、
むしろ、感情的な感じで、考え方や行動を決めるという女性的素質を持っている。
大衆の受容力は、非常に限られており、
理解力は小さいが、
そのかわり、忘却力は大きい。
効果的な宣伝は、重点を、うんと制限して、
そして、これを、スローガンのように利用し、
継続的に行なわなければならない。」